エクトインとは
気温の変化が激しく、常に紫外線に晒されて乾燥しているエジプトの塩湖。過酷な環境の中、生物がほとんどいないとされていますが、唯一微生物（ハロゲン塩類親和性バクテリア）が存在しています。
この微生物が、なぜこの過酷な環境下でも生存していられるのか？大学研究者の長年の研究によって、微生物の体内に存在するエクトインが大きく関与していることが明らかになりました。
エクトインのチカラ
1.保湿効果
エクトインを添加したものとしていないサンプルで保水力を比較すると、約40％近くもの高い水分量を維持することが明らかとなりました。エクトインが水和殻を形成して水分子を抱え込み、高い保湿効果を発揮すると思われています。
さらに、その状態のまま放置しても、エクトインを添加したものは、高い水分量を維持することが判明しました。
2.ヒートショックプロテイン
日本語では「熱ショックたんぱく質」と呼ばれ、皮膚がヒートショックプロテインを産生し、熱などによる刺激で紫外線やフリーラジカルなどの外部ダメージに対して自己防衛する働きを保つことが明らかになっています。エクトインには、このヒートショックプロテインの生成スピードを2倍も上げる効果が確認されています。
3.免疫系保護
エクトインは、免疫細胞であるランゲルハンス細胞を紫外線から保護する働きがあることが確認されてています。
※その他にも、細胞膜の保護・紫外線防御効果なども認められています。
シーラーデルソルでは、アンドライスキンローション・アスレティックUVジェルに配合され、
美肌にとって大切な保湿効果・外的要因から肌を守り健やかに保つ働きをしています。